🍋 レモンが実らなかったお庭に実がついたお話 ― 土づくりの力
3年ほど前でしょうか「レモンの実がまったくならないんです…」とご相談をいただいたお客様がいらっしゃいました。
お庭を拝見すると、土がとても砂質で、水や栄養が留まりにくい状態。
レモンにとっては少し厳しい環境でした。
そこで、土壌改良を行いました。
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具体的には…
- 不要土（腐葉土）をたっぷり混ぜ込み、保水力と栄養をアップ
- 水はけと空気の流れを良くするため、縦穴を掘って枝葉を詰める「通気の道」 をつくる
- 土を健全にするため、竹炭（墨）を多めに混ぜ込む
- 根が伸びやすい、ふかふかの状態へ改善
レモンの木はスペースが限られていたため、本来の伸び伸びとした成長は難しい環境でしたが――
翌年には“ひとつ、ふたつ”と実がつき、
今年は“3つ以上”の実がなりました。
お客様もとても喜んでくださり、私自身も胸があたたかくなる瞬間でした。
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良い土は、生き物が育つ「小さな町」みたいなもの
土づくりというと難しく聞こえるかもしれませんが、
実は “腸内環境” に少し似ています。
良い微生物（善玉菌）が多いと、
・土がフカフカになり
・有機物が自然に分解され
・その栄養が木の根にゆっくりと届く
そんな健全な循環が生まれます。
虫といっても、土を耕す役目の子たち、分解の役目の子たち、それぞれ役割があり、
全部が調和してはじめて、植物は本来の力を出せるようになります。
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実は、私は土を触ることが大好きです
土を良い状態に整えていく作業は、
手を動かしているうちになぜか心が落ち着いてくる、不思議な力があります。
いい土に触れていると、癒されるんですよね。
きっと土の中で小さな生き物たちが働いてくれているからでしょうか。
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「うちの木が元気がない」「実がならない」そんな時は…
レモンに限らず、
・実がならない
・木がいつも元気がない
・土が硬くなってしまった
そんなお悩みも多くいただいております。
土は変えれば、木は変わります。
土づくりに興味がある方、
または「どうしたらいいかわからない…」という方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
できる範囲から、植物が育つ環境を一緒につくっていけたら嬉しく思います。
