【ヒイラギのウッドストーリー完成】

伐採した庭木を形に残すという、新しい選択

夏に伐採・抜根を行わせていただいたヒイラギの木。

このたび、その木を使ったウッドストーリー(木工製品)が完成し、お客様へお渡しさせていただきました。

今回のヒイラギは大きな木ではありませんでしたが、

「思い出を残したい」というお気持ちに応えられるよう、

幹の表情が最も引き立つ一部分を丁寧に切り取り、

高さや角度を微調整しながら、“一輪挿し”として仕立てました。

樹皮は極力残し、木肌の個性や風合いを活かしています。

表面はしっかりと洗浄し、植物性オイルをじっくりと塗り込み仕上げました。

手触りは滑らかで、自然なツヤがあり、虫が出ない状態で安心してお使いいただけます。

小ぶりながら安定感もあり、

玄関、リビング、ダイニングなど、どんな空間にも案外よく馴染む佇まい。

伐採しなければならなかった庭木を、

ただ処分するのではなく、新しい形として暮らしに戻す。

そんな選択肢をご提案できたことを嬉しく思います。

ウッドストーリー、店の守り神 柊から作った木工製品